アマン東京~日本の伝統美とこだわりを感じる優雅なひと時~

ラグジュアリーホテルブランドの中でも頭一つ抜けているアマンリゾーツ。頭一つ抜けているとはいったい何なのか。金額だけのことを言っているのか?という思いを抱きながら東京大手町にあるアマン東京』の最もスタンダードなお部屋「デラックスルーム」に2020年10月に宿泊してきました。今回はその宿泊記です。

  • 日本の伝統からインスピレーションを得た客室
  • こだわりを感じる朝食
  • アマン東京と他のホテルとの差

では、宿泊記スタートです。

客室 / Room

\ 今回泊まった お部屋は? /

デラックスルーム キング (71㎡)

部屋番号 / 忘れました(‘ω’)

私が宿泊したデラックスルーム キングは最もスタンダードな広さの客室。それなのに驚愕の71㎡。ラグジュアリーホテルのスタンダードからこの時点で頭一つ抜けています。他の客室ってどうなってるのか・・・と気になりましたので今回も勝手に一覧を作成。興味なければスキップでOK。

部屋タイプ広さビューバス
デラックスルーム キング/ ツイン
↑私が宿泊した部屋
71㎡
デラックスパレスガーデンビュー キング/ ツイン71㎡
プレミアルーム キング/ ツイン80㎡
スイート キング/ ツイン141㎡
コーナースイート121㎡
アマンスイート157㎡

<客室タイプ一覧>

アマン東京の客室タイプは6種類合計で84室しかありません。建物の大きさ、スタッフの多さから、200室くらいの客室数かと思っていたので個人的には驚きです。

メインルーム / Main room

メインルームのご紹介は雰囲気が劇的に変わるので昼編、夜編として進めたいと思います。

昼編 / Daytime

<1. メインルーム全景>

すごくシンプルで無駄なし。それにも関わらず、非常に洗練された空間

私はこの「飾らないスタンスだが、こだわりがある」というのがすごく好みでした。

写真(1. メインルーム)のベッド左奥が客室の入り口です。黒い何かがあると思いますが、これはスリッパ。アマン東京の客室は入ってすぐに靴を脱ぐ仕様になっていて日本式です。日本家屋を意識した空間であることを客室に入った瞬間から感じさせられます。

入り口付近から順に、収納、デスク(ベッド裏)、ベッド、棚(実は中にTVがある)、テーブル、窓際にソファが配置されています。

<2. デスク側から>

デスクは幅が広く奥行きも十分でパソコン作業なども快適にすることができます。電源類ももちろん完備。座るとわかるのですが、書斎にいるような感覚になれるので驚きです。

デスク左側にはBOSEのスピーカーもありました。このタイプはアマン東京以外では見たことがありません。

<3. 風景>

デスクに座って外を眺めるとこの景色が。緑と東京のビル。新宿の高層ビル群では都庁まで見えています。本記事執筆時点ではまだ宿泊をしたことのないパークハイアット東京がある新宿パークタワーも見えていました。

高層ビルである大手町タワーに入っているアマンならではの景色を堪能できて気分が高まります

棚、テーブル、窓際のソファは夜編で。

夜編 / Night time

<4. デスク側から(夜)>

夜の雰囲気、お分かりいただけますでしょうか。落ち着きの空間です。格好良く見せようとしているわけではないのに、格好良い。とてもスマート。東京という都会の空間にいるとは思えないサンクチュアリ。

さて、部屋の設備の説明に戻ります。

写真(4. デスク側から(夜))に見える棚。棚の中にはテレビが収納されており、ボタン一つで棚からテレビが出てくる仕様になっていました。テレビがあるのとないのとでは部屋の見え方が変わるのでこれもアマンの考慮でしょう。(TV出した時の写真なかった。。)

<5. お菓子>

棚の上にはおかきなどが置いてありました。これがまたおいしい。部屋に一日置いていると湿気てしまうのが残念。。棚の反対側には冷蔵庫やグラスが収納されています。

<6. 巨峰>

テーブルの上には巨峰が。巨峰って高いし、そんなにたくさん食べられるものでもないからなかなか自分では買わないから嬉しい。

<7. アマン東京オリジナルジュース>

冷蔵庫にはアマン東京オリジナルのジュースがありました。無料です。そして、めちゃくちゃおいしい

アマン東京オリジナルのジュースは全部で5種類(不知火オレンジ、ピンクグレープフルーツ、マンゴー、クランベリー、季節の果実)。

お部屋によって用意されているジュースが異なるのでしょうか。次回滞在時は違う種類を飲んでみたいなぁと思っています。

アマン東京にはオンラインショップがありますのでそこで購入することができますので気になる方は買ってみてはいかがでしょうか。2本セットでも2,592円(税込)しますが・・・

<8. 窓際>

夜の窓際は格別。余裕のある造りが特徴の窓際にあるソファに腰掛けながら見られる夜景は最高です。生け花も美しくライトアップされ、日本らしい雰囲気を醸し出しています。

テーブルでゆったりとお酒を嗜むのも最高ですね。

バスルーム / Bath room

最初に言います。アマン東京のバスルーム、私は大好きです。広く、黒の大理石(?)や照明もよいのでついつい長風呂をしてしまいます。

特にバスソルトの香りが私好みでした。ヒノキの香り。昔からヒノキのお風呂は大好きです。温泉などでも岩風呂よりもヒノキ風呂を好みます。やはり香りは大切。(おじさんも加齢臭には気を付けたい。)

桶とかもあって、しかもそれも木でできていてお気に入りです。

<9. お風呂>
<10. 洗面台>

洗面台はもちろんダブルボウル。既製品ではなくアマン東京の特注なのではないかと思います。こだわりですね。石鹸なども香りは控えめで上品でした。

タオルも十分な量があり、安心。

扉が障子なのもいいですよね。

朝食 / Breakfast

<11. 朝食(和食)>

日本の伝統的な住居からインスピレーションを得てデザインされたという客室。それはもうどっぷりその雰囲気に包まれてやろうという意気込みで和食を選択。(だいたいどこでも和食食べてる)

お部屋で朝食をいただきましたが、綺麗な盛り付け。毎日こんな朝ごはんを食べたい。

<12. 朝食の魚>

定番の魚クオリティチェック。ちゃんとしてます。脂も乗ってるし、厚みもある。ひっそりといくらもある。少しずつちょうどいい量でした。

<13. お米>

お米が釜で提供されたのは旅館以外では初めてかも。しかもこんな形の釜は初めて見ました。お米は炊き方で全然違いますよね。細かいところのこだわりも気持ちいい

全体を通して大満足な朝食でした。今回は和食を選択しましたが、正直洋食も気になっています。次回は洋食にもチャレンジしたい。

ホテル内その他施設 / Other facilities

ここでは天井の高さが特徴的なロビーを主にご紹介します。

ロビー / Lobby

<14. ロビー(昼)>
<15. ロビー(夜)>

ロビーもやっぱり昼と夜で表情が違います。大抵の場合は夜のほうが好きな場合が多いのですが、私はアマン東京のロビーは昼のほうが好みでした。空間の広さをより感じられるからかもしれません。

アフタヌーンティーとかで訪れる人も多いですよね。アマン東京のアフタヌーンティーにもぜひ行ってみたいと思います。

スパ / Spa

当たり前ではありますが、アマン東京にもプール等があります。フィットネスジム、30メートルプール、温浴施設、さらにはピラティスやヨガの専用スタジオもあるらしいです。今回の滞在はばたばたしていたため利用できませんでしたが次こそは利用したい。

一休.comダイヤモンド特典 / Member benefits

残念ながらアマン東京は一休.comのダイヤモンド特典はありません。予約は可能です。

⇒アマン東京のご予約はこちらから可能です!

ホテル周辺情報 / Nearby information

ホテル周辺はさすがの大手町でたくさんの飲食店がありますが、特に紹介しません。(笑)

近隣ホテルでは「フォーシーズンズホテル東京大手町」「マンダリンオリエンタル東京」「ザ・ペニンシュラ東京」「シャングリ・ラ 東京」に宿泊しております。このうち、「フォーシーズンズホテル東京大手町」「マンダリンオリエンタル東京」はすでに宿泊記を記載しておりますのでご覧いただけますと幸いです。

ホテル基本情報 / Hotel information

【住所】〒100-0004 東京都千代田区大手町1-5-6 大手町タワー
【電話番号】03-5224-3333
【アクセス】東京駅より徒歩5分
【駐車場】あり
【IN/OUT時間】15:00 / 12:00
【客室数】84室

詳細はアマン東京公式HPをご覧ください。

最後に / Comments

予約サイト一休.com
プラン名【プライベートセール】
ポイント最大7倍&朝食プレゼント!70平米以上の広々客室でゆったり上質ステイ
予約金額113,850円 (1泊1部屋)
割引額▲11,380円(ポイント即時利用)
▲28,000円(GoToトラベル割引)
最終金額74,470円
<予約内容>

アマン東京の宿泊記、いかがでしたでしょうか。

<16. アマン東京バゲージタグ>

アマン東京に宿泊するとバゲージタグをもらえます。これもちょっと嬉しいポイントですね。使いどころが難しいですが。。

ちなみにこれは例外なのかもしれませんが、無料で14時までのレイトチェックアウトをしていただくことができました。稼働状況にもよると思いますが大変助かりました。

アマン東京は流行りとは関係なく、日本の伝統にインスピレーションを得たデザインで落ち着きのあるホテルでした。本物を追求した上に行きついたデザイン、雰囲気作りを感じることができてすごくよかったと私は思います。価格は高いですが、客室の広さが71㎡であることを考えるとめちゃくちゃ高いわけではないのかもしれません。少し高い値段に投資するのかどうか。こだわりを感じたい人には満足できるステイになると思います。私はぜひまた泊まりたいと思います。

 
東京エディション虎ノ門のシンプルな客室と共通点を感じることができますが、そこはやはりアマン東京に軍配があがると個人的には思います。コンセプトの違いだと思うので一概に良し悪しを言えるものではありませんが、東京タワーが見えないエディションの評価を皆さんはどう下すのでしょうか。ホテルとしての良し悪しは景色ではないと個人的には考えています。流行り廃りに左右されない自然と映えるホテルに魅力を感じます。

最後までご覧いただきありがとうございました。今後もご訪問いただけると嬉しいです。ぜひ、Twitter・インスタグラムのフォローや本ブログのお知り合いへのご紹介もよろしくお願い致します(^^)

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