The Okura Tokyo(旧ホテルオークラ)【宿泊記】~ヘリテージウィングで感じる伝統美~

ホテルの元祖御三家のうちの一つ、「The Okura Tokyo (旧ホテルオークラ)」のヘリテージルーム2021年6月に訪れた際の宿泊記です。ホテルオークラ東京は2019年9月に建て替えが完了し、再オープンしてあまり時間が経っていない綺麗なホテルでした。今回は私の感動も大きく長編です。お時間頂戴できれば幸いです。

失礼な話ですが、宿泊する前に私はホテルオークラに対して古臭いイメージを持っていました
しかし、宿泊して完全にそのイメージは覆され、過去最高と言っても過言ではない最上級の体験をすることができました。他の方にも是非体験していただきたいと思っているほどです。

The Okura Tokyoにはヘリテージウィングとプレステージタワーという2つの建物があります。異なる点が多々ありますので、ヘリテージウィングとプレステージタワーの比較は記事後半にまとめています。

  • 日本の美を堪能できる客室
  • 客室でミストサウナを堪能
  • 基礎化粧品がTHREE
  • ヌーベルエポックでの絶品フレンチトースト朝食
  • クラブラウンジでの優雅なひと時
  • ヘリテージウィングとプレステージタワーの比較
オークラ好きはROKUKYOTOも必見!!

今回の宿泊記は、京都に2021年9月16日にオープンした『ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts (ロク京都)』です。客室は『プレミアデラックスルーム』、宿泊時期は2021年10月中旬の内容です。プレミア[…]

ではでは、IOCのバッハ会長も宿泊したというヘリテージウィングの宿泊記スタートです!

客室 / Room

\ 今回泊まった お部屋は? /

ヘリテージルーム コーナー (約60㎡)

部屋番号 / 1007

The Okura Tokyoには「プレステージタワー」と「ヘリテージウィング」の2棟があります。スイートルーム以外で比較すると、プレステージタワーよりもヘリテージウィングのほうが上位です。客室のタイプがたくさんあるのでおじさん定番の客室一覧を作成しました。参考になれば幸いです。
まずはプレステージタワーから。

部屋タイプ広さフロアビューバス
プレステージルーム
ワイドリビング
48㎡28~33階×
プレステージルーム
ビューバス
48㎡28~33階
プレステージルーム
アクセシブル
48㎡28~33階不明
プレステージルーム アッパーフロア
ワイドリビング
48㎡34~36階×
プレステージルーム アッパーフロア
ビューバス
48㎡34~36階
プレステージルーム アッパーフロア
アクセシブル
48㎡34~36階不明
プレステージコーナー56㎡28~36階
クラブルーム ワイドリビング48㎡37~40階×
クラブルーム ビューバス48㎡37~40階
クラブコーナー56㎡37~40階
クラブスイート97~106㎡37~40階
ロイヤルスイート201㎡不明不明
インペリアルスイート730㎡不明不明

<プレステージタワー客室タイプ一覧>

インペリアルスイート、見たこともない広さです。730㎡。一度見学だけでもさせてもらえないかな・・・

続いてヘリテージウィングの客室一覧です。

部屋タイプ広さフロアビューバス
ヘリテージルーム コーナー
↑私が宿泊した部屋
53~63㎡6~17階
ヘリテージルーム ワイドリビング53~63㎡6~17階×
ヘリテージルーム ビューバス53~63㎡6~17階
ヘリテージルーム(バルコニー付き)
ビューバス
60㎡6~9階
ヘリテージルーム(バルコニー付き)
コーナー
60㎡6~9階
ヘリテージスイート120㎡7~9階
15階~16階
アンバサダースイート137㎡不明不明
プレジデンシャルスイート256㎡不明不明

<ヘリテージウィング客室タイプ一覧>

今回私が宿泊したのはヘリテージウィングの「ヘリテージルーム コーナー」。先ほどプレステージタワーよりもヘリテージウィングのほうが上位と言いました。上位の客室はより高層階にあるのが一般的だと思いますが、ヘリテージウィングのほうが実は低層で不思議
公式ホームページにヘリテージウィングの紹介文として、「ひとりひとりへのサービスの追求と日本の美と品格を追求した」と記載がありましたが、プレステージタワーも日本の美と品格があるものの、それをより感じられるのはヘリテージウィングであることは滞在してわかりました。プレステージタワーの和はメインではなくアクセントでどこかフレンドリーさがあり、ヘリテージウィングは和をメインに据えて伝統を伝えていく重みを感じました。こういう意味で低層建物に上位の客室を設定したのでしょうか。真相はわかりませんが私の回答はこれでした。

チェックイン / Check in

普段であればいきなり客室から始めますが、今回はチェックインから始めます。お付き合いください。

今回、私はプレステージタワーの「これぞまさにオークラ」と思えるロビーを見てからヘリテージウィングに向かいました。

<1. プレステージタワー 花飾り>

宿泊したのは6月、綺麗に紫陽花が飾られていました。季節感を感じられる良い空間です。生け花の流派は石草流。オークラを飾るための流派というから驚き。

<2. プレステージタワー ロビー>

オークラと言えばこの空間。旧本館を精緻に復元しています。オークラに思い入れのある方にとっては大切な空間ですよね。

一通りロビーを見学し、ヘリテージウィングに向かいます。プレステージにいたスタッフの方にお声かけいただき、ヘリテージウィングに通じる通路へご案内いただきました。

<3. ヘリテージウィング ロビー>

ロビーから品格と和を存分に感じられるヘリテージウィング。少し早めの14時過ぎに到着したため私たちしかゲストはいなかったのですが、一方でスタッフは10名ほどおり、皆さんの丁寧なご挨拶に緊張するとともに感動を覚えました

<4. ヘリテージウィング 待合スペース>

待合スペースが壁越しに見えないように配置されていました。チェックインやチェックアウトで混みあった場合には利用するのでしょうか。私が宿泊した際はロビーで他のゲストに会うこともなく、利用しませんでした。

ヘリテージウィングに到着して早速感動ポイントがありました。ヘリテージウィングはルームチェックインなのですが、プレステージから通じる通路を1分ほどで通り抜けると、そこにはヘリテージのスタッフが既に準備を終え、待ち構えていたのです。そのまま部屋へ案内してくださいました。なんとスムーズなんでしょうか。自然な流れで驚きです。

<5. お茶とシャーベット>

チェックイン手続きを部屋で進めながら、お茶とシャーベットの提供がありました。少し移動しているのでほっと一息つける良い瞬間です。

ひとりひとりへのサービスの追求のうちの一つなのでしょう。特別感を感じられます

メインルーム / Main room

やっとお部屋の紹介です。

<5. メインルーム全景>

何度も言いますがヘリテージウィングのコンセプトは「日本の美と品格を追求」。この一枚で体現されているのがわかります。コーナールームのため2面窓で開放的です。左側はアメリカ大使館、正面は庭園。高層階ではないので見晴らしがいいとは言えませんが、アメリカ大使館側はある程度緑があり、庭園側は向かい側にある虎の門病院までの距離もあり、窮屈さは感じません。

<6. デスクとベッド>
<7. デスクと壁飾り>

デスクは写真では幅が狭く見えますが、両サイドに座ってそれぞれでパソコンを広げても窮屈に感じない大きさです。奥行も十分すぎるのでパソコンと書類を広げることができ機能的です。この部屋でリモートワークができるようになりたい。(今すると完全に赤字)

<8. ソファ>
<9. 椅子とベッド>

窓際にはソファと椅子があります。ソファは縁側に腰掛けるようなイメージでしょうか。固めのソファでした。ちなみにルームチェックイン時はこちらのソファとテーブルを利用しました。Twitterでも話していたのですが、こういう応接間が家に欲しい。

<10. メインルーム夜>
<11. 生け花>

夜になっても「日本の美と品格を追求」は健在。より温もりを感じられる空間になっているように感じます。壁に飾られた生け花からも感じるものがあります。要望に応じてアマン東京などにも石草流の生け花を提供しているそうです。(もしよかったアマン東京の宿泊記もご覧ください。)

<12. 折り紙とルームキー>

ベッドの上には折り紙が置いてありました。ルームキーは私が置きました。(笑)
ルームキーにもルームキーホルダーにもHeritageと書いてあって特別感を感じることができます。

 
完璧な対応が続いていたためか、ルームチェックインで少しだけスタッフの仕草と言葉使いが気になってしまいました。物をテーブルに置くときにもう少し丁寧に置いて欲しかったなぁと思います。また、言葉使いはゲストである我々に対しては丁重で心地よいのですが、ゲストの前でインカムで身内に話す時も語尾を気にして欲しかったぁと思いました。若い方だったので仕方ないのかもしれませんね。

バスルーム / Bath room

バスルームの特徴は「ミストサウナ」。ミストサウナはヘリテージウィングの客室限定で、プレステージタワーの客室にはありません。また、ジェットバス、浴室床暖房もヘリテージウィングのみの仕様となっています。
ミストサウナが特徴的ではありますが全体的にゆったりとお風呂時間を楽しみたくなる空間に仕上がっていました。

<13. バスルーム全景>

コンセプトである「日本の美と品格を追求」をこちらでも感じることができますが、メインルームに比べるとスマートさが加わった印象です。このバスルームエリアは広いと思います。ダブルボウルの洗面台、豊富なタオル、大きな湯船と洗い場、どれを取っても最高です。

<14. ビューバス>

コーナールームはビューバスです。どのコーナーなのかによっても景色は変わりますが、私が泊まった部屋は幸運にも庭園側でした。

<15. 湯船と洗い場>

湯船の前にはTVも付いています。防水のリモコンもあり、操作性もよく快適なお風呂タイムを過ごせるのは間違いなし。

<16. ブラインドを下したお風呂>

ブラインドは木。お部屋と同じカラーで共通点を感じます。石の冷たさと木のぬくもりのコラボレーション、合いますね。アマン東京のお風呂でも同じことを感じました。後ほどご紹介するTHREEのバスソルトを入れてジェットバスを使うと香りが広がってよりリラックスできます。

<17. ミストサウナ>

お風呂の中の個室がミストサウナになっています。2人ぎりぎり座れるくらいの幅の腰掛けスペースもあります。十分に温まるまでに20分程度かかるので予めスイッチはオンすることをおすすめします。サウナの良し悪しは判断できませんが、気持ちよかったです!

<18. 洗面台>

ダブルボウルは便利です。洗面台に予めミネラルウォーターが置いてある配慮は嬉しいですね。なかなかないのではないでしょうか。

<19. タオル>

タオルも十分な量があります。文字が書いてあるのがわかると思いますが、こちらにもHeritageと書いてあり、プレステージと使いまわしたりしてないのがわかります。

ヘリテージウィングのお風呂への力の入れ方はすごいと思います。実際にプレステージタワーとの差も大きい。日本人にとってお風呂は大切な場所のはず。これを意識しているのでしょうか。

クローゼット / Closet

クローゼットは大変シンプルです。お部屋の中央にあるのは特徴的でした。

<20. クローゼット>

コンパクトにまとめられています。少し狭いと感じる方もいるかもしれませんが、必要なものはすべて揃っています。

<21. セーフティボックス>

引き出しのうちの一つはセーフティーボックスでした。これはさすがに普通のものですね。

バスローブがとても着心地がよかったです。バスローブは生地によっては重くて着心地が悪い場合も多いですが、こちらのバスローブは軽くて肌触りも良く快適です。デザインとしてはコンラッド東京のバスローブのほうがかわいいかなと思います。(もしよかったらコンラッド東京の宿泊記もご覧ください。)

ハンガー、バスローブ、スリッパケースなどすべてHeritageと記載されていました。徹底されていますね。

アメニティ / Amenities

ヘリテージウィングはアメニティも充実していましたのでご紹介します。

<22. バンフォード(bamford)のアメニティ>

シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ボディクリームはバンフォード(bamford)のものでした。調べたところ、イギリス発祥のブランドで、オーガニック植物由来成分にこだわっているようです。2セットも置いてありました。使用感は非常によかったです。

<23. THREEのスキンケアセット>

スキンケアセットはなんとTHREE(スリー)のものでした。女性は大喜びなのではないでしょうか。このスキンケアセットは後方に写っている立派な箱に入れられて洗面台脇に置かれています。事前にTHREEであることは知っていたので、おぉこれか!という感じでした。

<24. バスアメニティセット>

歯ブラシなど一通りのものがあります。特筆すべきはボディタオル、THREEのバスソルト、歯磨きジェル。
ボディタオルは肌触りがとてもよくしっかりした作りをしていたので何回でも使えそうです。
THREEのバスソルトは2つあり、「ベルガモット」と「グレープフルーツ」でした。お湯を張り始めたタイミングから入れておいたのですが、浴室にいい香りが充満して最高でした。ジェットバスを使うと匂いがさらに広がり優雅な気持ちになります。
歯磨きジェルは木曽檜と書いてありました。まだ使用していませんが、歯磨きジェルは珍しいですよね。ちなみに通常の歯磨き粉もありましたのでご安心ください。

<25. 玉手箱>

ミニバーの下のスペースには朱色の箱があります。ホテルの方は「玉手箱」と言っていました。この玉手箱はヘリテージ限定です。開けるとご覧の通り日本の伝統的な品物が収められており、折り紙、紙風船、巾着袋、扇子が入っていました。もちろんすべて手土産として無料で持ち帰ることができます。
ここでも驚いたのは巾着袋にはちゃんとヘリテージと書いてあるのです。プレステージと別ブランドであることしっかりと示しているのでしょうか。

ミニバー / Mini bar

ヘリテージウィングのミニバーはすべて無料!これまたプレステージと違うところです。

<26. ミニバー周辺>

私が宿泊した部屋のミニバー周辺はこのようになっていました。上から冷蔵庫、水、コーヒーマシン、紅茶等、カップ、ケトル、グラスが入っていました。後ほど写真でご紹介します。ミニバーとは関係ありませんが、左側の扉を開けている部分はバトラーボックスです。靴磨きやプレスサービスを依頼する際などに便利です。

<27. 冷蔵庫>

冷蔵庫の中にはビール4銘柄とソフトドリンクが入っています。コロナ禍で外での飲酒に制限があるのでビールが無料はうれしい。下段にあるジュースは「マンゴー」「ラズベリー」「ブルーベリー」の3種類なのですが、濃厚ですごくおいしいです。
下段の白い器にはPierre Marcolini(ピエールマルコリーニ)のチョコが入っていました。本来であればターンダウン時に提供されるものですが、現在はコロナによりターンダウンがないので予め置いてあります。ちなみこのチョコにもThe Okuraと書いてありました。

<28. 紅茶など>

緑茶、ほうじ茶、Dilmah tシリーズ、コーヒーが置いてあります。緑茶は包装こそ違うものの、中身はザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町の緑茶と同じでした。(笑)
Dilmah tシリーズは個人的に大好きな紅茶なのですが、クラブラウンジにはもっとたくさん種類があって楽しめました。後ほどご紹介します。ちなみにヒルトン沖縄瀬底リゾートのエグゼクティブラウンジの紅茶もDelimah tシリーズです。(もしよければヒルトン沖縄瀬底リゾートの宿泊記もご覧ください。)

大変長くなりましたが客室は以上です。随所に感じるThe Okura Tokyoのヘリテージウィングへの本気度が伝わりましたでしょうか。

クラブラウンジ / Club Lounge

プレステージタワーのクラブルーム以上の宿泊者ヘリテージウィング宿泊者はプレステージタワー37階にあるクラブラウンジへのアクセス権があります。

コロナ対応で私が訪れた際の営業は、
■ 10:00~14:00:飲み物のみ
■ 14:00~16:30:ライトリフレッシュメント
■ 17:00~19:30:イブニングカクテル(アルコールなし)
となっていました。
このうち私はライトリフレッシュメントとイブニングカクテルに行きましたのでご紹介します。

両時間帯ともに充実した食事と飲み物でした。

ライトリフレッシュメント / Light meal

<29. 食べ物例 (ライトリフレッシュメント)>

欲張ってしまいました。みっともなくてすみません。
写真でお分かりいただけるように種類豊富です。洋食ばかりではなく、おはぎや最中まであるのがオークラらしいですよね。フルーツがとても充実していて私はそれも嬉しかったです!
オレンジのやつ、気になりました?オレンジ丸ごとをジュースにしてくれました。数量限定みたいなのでお早めに!

イブニングカクテル / Cocktail time

<30. 食べ物例 (イブニングカクテル)>

イブニングカクテルも食事は充実。改めておじさんは食い意地を発揮してしまいました。お酒が飲めればよかったのですが・・・コロナめ。
食事の種類は豊富ですが、質はライトリフレッシュメントのほうがよかったのではないかと思います。

飲み物 / Drink

コロナのため、ライトリフレッシュメントとイブニングカクテルで飲み物に違いはありませんでしたので一挙にご紹介。

<31. ノンアルコールワインなど>

存在さえも知らなかったのですが、ノンアルコールのスパークリング、赤・白ワインがありました。飲んでみましたが再現力すごいです。でもやっぱりアルコール欲しいです(笑)
右側にはジュースがあります。写真はないのですが、このさらに右側には冷蔵庫があり、アイスコーヒーやジンジャーエールなどもありました。

<32. Delimah tシリーズ>

先ほど客室のミニバーでお伝えしていたDilmah tシリーズ。なんと全部で15種類もありました!!こんなに種類豊富なんですね。これだけでずっといられる量です。実際には2種類しか飲めなくて残念。次回もまた違う味に挑戦したいと思います。

<33. だし!!>

とても驚いたのは出汁があったこと!和食好きかつ出汁へのこだわりがある私にとってはめちゃくちゃ嬉しかった。4種類ありますが、2種類飲んじゃいました。醤油味のおこげが置いてあって、これがまた美味しい。出汁につけて食べるのですが、つけなくても美味しい。

<34. 極み本枯れ節>

中身はコーヒーのようになっています。袋から鰹節を取り出し、ドリップバッグに入れてお湯を注ぐようになっています。藻塩もついており、入れるとさらにおいしい。

ラウンジ内 / Lounge view

ラウンジ内の雰囲気をお伝えするために3枚の写真をご紹介します。

<35. ラウンジ内客席>
<36. 食事スペース>

ラウンジ内は人が多く少ししか写真を撮れませんでしたが、このような雰囲気です。窓側の座席もあり、私は運よく窓側の4人掛けテーブルにご案内いただきました。

<37. ラウンジからの景色>

ラウンジからはドーンと東京エディション虎ノ門が見えます。いや、そっちじゃない。東京タワーが見えます。間から見えるのでリッツカールトン東京のように建物が将来的に建ってしまって東京タワーが見えなくなることはなさそうです。

↓↓東京エディション虎ノ門からの東京タワーの見え方はコチラ↓↓
東京エディション虎ノ門~個性豊かな尖ったホテルで東京タワーを満喫~

ラウンジは以上です。食事の種類も飲み物の種類も豊富ですごく満足度の高いラウンジだと思います。コロナでなければ朝食もいただけますので、ぜひラウンジアクセス権のあるお部屋に宿泊していただきたいと思います。

ルームサービス / In-room dining

今回のステイではラウンジである程度お腹は満たされたのですが、やはり小腹が減ったのでルームサービスで中華を注文しました。ご紹介したいと思います。

<38. ルームサービス(中華)>

五目焼きそばと春巻きを注文しました。ホテルのレストラン「桃花林」からのメニューです。The Okura Tokyoは食事がとてもおいしいホテルです。そんなこだわりのレストランのメニューの一部をルームサービスで食べることができるなんてなんて贅沢なんでしょう。そしてこの2品で3,800円とルームサービスと考えるとリーズナブル。かつ、ジャスミン茶も茶葉でもってきて頂けるのです。ジャスミン茶好きにはたまりません。

他にもたくさんのメニューから選ぶことができますので、気になった方はThe Okura Tokyoの公式HPをご覧ください。ちなみに、ルームサービスもヘリテージとプレステージで一部内容が異なります。

 
もずく酢が3,200円でしたが、どんなもずく酢が出てくるのでしょうか。。山盛りなの?極太なの?もしかしてめちゃくちゃ長い?(こんなこと言うなんてOjisanにThe Okura Tokyoに見合った品格なし)

朝食 / Breakfast

朝食は憧れの「ヌーヴェル・エポック」でオークラと言えば!の「フレンチトースト」を頂いてきました!!ヌーヴェル・エポックでの朝食を選択できるのはヘリテージウィング宿泊者のみです。席数が少ないのでヘリテージウィング宿泊の方もチェックイン時に予約することをお勧めします。私は7:30に予約してゆったりと朝食をいただくことができました。フレンチトーストも数量限定ですのでお気を付けください。

店内の雰囲気からお料理まで写真でお楽しみいただければと思います。

<39. テーブル>

ヌーヴェル・エポックの店内は大変落ち着いています高級フレンチレストランで朝食をいただくので当然ですが、店内に入った途端少し緊張。案内していただいた座席は庭園が見える窓際の座席でいい朝を迎えられました

<40. 朝食メニュー>

朝食メニューはコース3種類とアラカルトです。コースは「Beau Jardin」「アメリカンブレックファスト」「コンチネンタルブレックファスト」です。フレンチトーストを食べられるのは「Beau Jardin」なのでもちろんそれを選択。

<41. サラダ>

一見何の変哲もないサラダ。食べてびっくり、これまでに食べたことないフレッシュなサラダでした。どうしたらこんなにシャキシャキでフレッシュなサラダができるんでしょうか。

<42. 3種のドレッシング>

ドレッシングは3種類から選ぶことができます。本当は1人1種なのですが、迷っていたら3種類出しましょうかとご提案いただいたのでお言葉に甘えてしまいました。人参大根味噌がありましたが人参が私は好きでした。

<43. フレンチトースト>

見てください、このふわふわのフレンチトーストを。切ってもびっくり、かなりひたひたなのに一切べちゃべちゃしていない(表現が幼稚)。めちゃくちゃおいしいです。フレンチトーストをよりおいしく食べるために、バター、アカシアの蜂蜜、フロマージュブランも提供されました。私は蜂蜜が一番好きでした!これは掛けないと損!
ほんとフレンチトースト好きな人は食べてほしい。ちなみにOjisanは人生初フレンチトーストでした。すみません。

レシピが公式HPで公開されているので作ってみてもいいかも。レシピがあっても同じように作るのは難しそう。。

ちなみにメインはフレンチトーストとエッグベネディクトから選ぶことができます。次回はエッグベネディクトを選んで食べたいと思います!

朝食の最後に客室毎の朝食選択肢を載せておきます。

<44. 客室タイプ毎朝食選択肢 ※公式HPより>

ヌーヴェル・エポックにはドレスコードがありますので行きたい方はご準備を!

<45. シュガーポットなど>

カトラリーやシュガーポットなども美しい輝きでした。うっとりです。

 
ヌーヴェル・エポックでの朝食は雰囲気、接客、味の全てが感動できるものです。ディナーでも行ってみたいものです。

昼食 / Lunch

チェックアウト後、オールデイダイニングの「オーキッド」でビーフストロガノフオムライス、チョコパイアラモードを食べてきました。
実は、オーキッドに行き、ビーフストロガノフ、チョコパイアラモードを食べたのはThe Okura Tokyoに大変思い入れがある夜間飛行/あっぴ“さんにご紹介いただいたからです。あっぴさんとはTwitterでの交流がきっかけです、SNSってすごいですね。あっぴさん、教えてくださりありがとうございます。
あっぴさんは『-夜間飛行の見聞録-』というブログもやってらっしゃいます。人を魅了するストーリーが綴られていますので見てみてはいかがでしょうか。

<46. ビーフストロガノフ>

綺麗なビーフストロガノフ。クリーミーで濃厚で品のある味こんなビーフストロガノフは食べたことない。値段は家で食べるのとは比べ物になりませんが、また食べに戻ってきたくなる味でした。

<47. オムライス>

オムライス、思いのほかボリュームがあってびっくりでした。デミグラスソースも美味しい。バターライスには大きめに刻まれた玉ねぎがあり、甘味が格別でした。

<48. チョコパイアラモード>

なんだこのぷるぷるは!!想定外の食感。クリームのようでした。味はさすがはオークラの上品さ。大きいのでシェアするのがいいかもしれません。

 
ヌーヴェル・エポックに比べるとがやがやした空間ではあるものの、接客はオークラ品質。よくお客さんを見て行動している印象でした。ビーフストロガノフを食べに再訪します!

ホテル内その他施設 / Other facilities

ここでは庭園をご紹介したいと思います。
スパやバーもありますが今回は未訪問ですので次回訪問時に書きたいと思います。プールはなんと25mで十分な長さがあるうえに5レーンもあるというから驚きです。公式ホームページでご確認ください。

<49. 庭園から望むThe Okura Tokyo>

庭園はとてもきれいに手入れされています。私は朝食後に散歩しましたが鳥のさえずりに癒されました。宿泊しなくても入ることができるので行ってみるのもいいかもしれません。

<50. 紫陽花とOjisan>

6月ということで紫陽花がとてもきれいに咲いていました。そんな綺麗な花を台無しにするOjisan。舞い上がっております。

簡単ですがお庭のご紹介でした。

ヘリテージとプレステージの差まとめ / Summary of differences between heritage and prestige

項目ヘリテージウィングプレステージタワー
コンセプトお客様ひとりひとりへの
サービスの追求と、
日本の美と品格を追求
東京の眺望を満喫でき、
国際都市東京の躍動感や
洗練さに和のアクセント
チェックインルームロビー
ジェットバス×
ミストサウナ×
浴室床暖房×
洗面台ダブルボウルシングルボウル
無料の水FUJIFUJIじゃない
バスアメニティバンフォード (Bamford)ミラーハリス (Miller Harris)
バスソルトTHREE(スリー)ミラーハリス (Miller Harris)
玉手箱×
ミニバーすべて無料有料(紅茶などは無料)
紅茶種類Dilmah(ディルマ)
tシリーズ
Dilmah(ディルマ)
エクセプショナルシリーズ
グラス切子グラス切子なしグラス
チョコレートPierre Marcolini
(ピエールマルコリーニ)
The Okura Tokyoオリジナル
クラブラウンジアクセス権ありクラブルーム以上で
アクセス権あり
ルームサービス
朝食選択肢ヌーヴェル・エポックを含むヌーヴェル・エポック不可

<ヘリテージとプレステージの差一覧 ※スイートは除く>

一休.comダイヤモンド特典/ Member benefits

The Okura Tokyoは一休.comのダイヤモンド特典があります。2021年7月時点の内容をご紹介します。

  • プレステージタワー最上階バーラウンジ「スターライト」でのオリジナルカクテルをプレゼント(1滞在、一人につき1泊/人数様分)
  • Spa「ANNAYAKE」(Okura Fitness&Spa 内)トリートメントメニュー 15%の優待
  • レイトチェックアウト13:00まで (通常 12:00/チェックイン時の空き状況による)

⇒The Okura Tokyoのご予約はこちらから可能です!

最後に / Comments

すごくすごく長くなってしまいましたが、The Okura Tokyo、ヘリテージルームの宿泊記、いかがでしたでしょうか。こんなにも長いのに最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます。

ヘリテージウィングはなかなか金額が安くならないハードルの高いホテルだと思います。一休で予約を見たところ2021年6月時点ではアマン東京よりも高い。1泊1室9万円越えです。

金額には驚いてしまいますがそれ以上の体験ができることは間違いありません。The Okura Tokyoの心のこもったおもてなしや本気の姿勢を感じられることはとても心地の良いことです。「ひとりひとりへのサービスの追求と日本の美と品格を追求」、この想いを拾いに行ってみてはいかがでしょうか。

私はまた伺います。

 
この記事を書いていても気持ちが引き締まる。The Okura Tokyoはそんなホテルでした。The Okura Tokyoに見合った人物になりたい。

今回の記事作成にあたり、Twitterで親交のある”わたしちゃん“にもご協力いただきました。わたしちゃんは2020年10月にプレステージルームに宿泊されていて、その宿泊記も書いていらっしゃいます。わたしちゃん、情報提供ありがとうございました。

最後までご覧いただき本当にありがとうございました。今後もご訪問いただけると嬉しいです。ぜひ、Twitter・インスタグラムのフォローや本ブログのお知り合いへのご紹介もよろしくお願い致します(^^)

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