今回はJAL国内線のファーストクラスの搭乗レビューです!機材はA350-900【359】で2021年9月時点でJALのフリートで最新の機種です。
JALホームページ上の機内座席配置の機種一覧には「A350-900(359)[JAL]」と表示されており、予約画面では「359」と表示されています。
この記事は359の基本情報を紹介し、その後に実際に搭乗した際の写真などで359ファーストクラスのレビューをします。随所にANAプレミアムクラスとの比較を述べています(少し辛辣かも)。
- 359ってそもそもどのようなもの?を詳しく解説
- 359のファーストクラスの座席
- ファーストクラスの食事
- 羽田空港のダイヤモンド・プレミアラウンジの様子
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では、早速ご紹介していきます。
基本情報 / Basic information
359とは? / What is 359 ?
まずは「359」ってなに?というところから始めたいと思います。
359とは「機種」を表し、JALが設定した機材を識別するための記号です。
「エアバス350-900型機をJALでは359と表現」しています。
【より細かな情報(読み飛ばし可)】
359の中にもX11とX12という座席仕様機があって、通常はX11仕様(369席仕様)が使用されています。
X12仕様(391席仕様)は繁忙期にクラスJシートを減らし、普通席を増やしたものです。
(通常機内のレイアウト変更は時間がかかるのですが、X11とX12の入れ替えは通常よりも容易なため稼働状況に応じて変更して運用しています。といっても2021年8月時点でX12仕様は使われたことはありません。)
さて、359の話に戻りますが、その機材に乗りたい場合、どこで見たらわかるのか?という疑問を解決したいと思います。
下の画像はある日の羽田→那覇の国内線予約検索画面です。赤枠をご覧ください。
ご覧いただいてわかるように便名の下に先ほど説明した記号が記載されていますので、ここで機材が何かを知ることができます。
ファーストクラスが設置されている機材は限られるため乗りたいときに乗れないということはあるかもしれませんのでご注意ください。(予約検索画面の73Hはファーストクラスの設定がないため、ファーストクラスの箇所が「-」となっています。)
ANAのプレミアムクラスはほぼすべての路線・機材でプレミアムクラスが設定されているのでこの点はANAに軍配が上がると思います。
359のシートマップ / 359 Seat map
359の機内座席配置からファーストクラスについて確認したいと思います。
記載の通りなのでもうお分かりだと思いますが、359の場合、1列目と2列目の合計12席がファーストクラスです。
359の総座席数は369席(X11仕様)のためファーストクラスは限られた空間です。
載せたシートマップはJALホームページにありますので気になる方はご覧ください。
359の座席 / Seat of 359
JALのファーストクラスは2種類あります。359に搭載されているファーストクラスは最新式です。
こちらが359で採用されているファーストクラスの座席。787-8(788)で採用されているファーストクラスも同様です。
落ち着いたカラーの座席で、国際線でいうとプレミアムエコノミーの座席仕様に近いとイメージいただくのが良いと思います。
359搭乗レビュー / 359 Boarding Review
ではここから私が実際に乗った際のレビューをしていきたいと思います。
今回の機材はA350-900でもJA04XJでした。なんと偶然にも嵐ジェット!(残念ながら現在は通常塗装に戻ってしまっています。)
座った時の感じや、シート機能を紹介できればと思います。
座席 / Seat
ぱっと見た感じではすでに記事にしているANAのプレミアムクラスと似ているようにも感じますが、座り心地はこのJALのファーストクラスの座席のほうが良いかなと個人的には思っています。
座席にセットしているものは、スリッパ、ヘッドホン、テンピュール社製のクッションです。テンピュール社製のクッションが結構万能に活躍してくれて便利です!
隣の席との間には可動式の仕切りがあります。閉めていると隣の人のことは一切気になりませんし、同行者がいる場合は仕切りを開ければ会話がしやすくなるので便利です。
1A座席は再前方の窓側座席なので丸みを帯びている分他の座席よりは窮屈に感じるかもしれません。
ひじ置き下に座席のボタンがあります。電動マッサージなどもあり高機能!シートコントローラー、イヤホンジャック、物置もボタンの右側にあります。
シートガイドが前のポケットに入っているので操作がわからないときはこれを見ればすぐわかります。
どのシートにも必ず備え付けられている安全のしおり。A350-900バージョン。
359には機外カメラが取り付けられています。搭乗時か着陸後まで見ることができるので面白い。
垂直尾翼にもカメラがあり、見ることができます。夜間の着陸時などは空港のライトも見えて綺麗です。
359のファーストクラスは2列で、クラスJとの間には仕切りがあり、プライベート空間ができています。ちらっと見えているクラスJの座席とはやはり違いが明確ですね。
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食事 / meal
JAL国内線ファーストクラスでは食事が提供されます。出発時刻に応じて、朝食、昼食、夕食といったラインナップです。
今回ご紹介するのは午前中のフライトだったので朝食です。
めちゃくちゃちゃんとしていると思いませんか?これは本当に国内線なのか?と疑問に思うほどの量と仕上がりです。羽田⇔伊丹の超短距離路線でもこの内容で提供されるので驚きです。(羽田⇔伊丹は主菜、副菜は温めずに提供。それ以外の路線は温めて提供。)
味もおいしかったです。1か月で3回メニューが変わり、月毎にも変わらるので当たりはずれはあるのだと思います。
メインの料理がどれなのかはっきりとわかる料理。ANAのプレミアムクラスとは比較するのも申し訳ないなと思うほどです。
こちらが搭乗時に予め座席に置いてあるメニューです。
中には料理とドリンクが書いてあり、片面が日本語表記、その裏面が英語表記となっています。紙も分厚くてちゃんとしてます。
ANAは料理のメニューがぺらぺらで、ドリンクメニューにいたっては最近ではお願いしないと提供されません。これでは人によっては面倒だから同じメニューを頼むかってなってしまうので良くないと思っています。
この日のメニューは、みつせ鶏の団子、クラゲ酢、太刀魚柚子胡椒蒸し、ご飯、みそ汁、はりはり漬け、フレッシュフルーツでした。
大満足です。
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ドリンク / Drink
ドリンクもとても充実しています。
JAL国内線ファーストクラスではシャンパンが現在も提供されています。また、焼酎ではおいしいと評判の森伊蔵をいただくことが可能です。その他様々な種類のアルコールドリンクが用意されているのでお酒好きの方には最高の旅になると思います。
ソフトドリンクも充実しています。特に注目は「今月のおすすめドリンク」です。毎月様々な都道府県からおすすめのドリンクを提供しています。私が搭乗した時はトマトジュースだったのですが、瓶で提供され、味はこれまでに飲んだことのあるトマトジュースで一番と感じるものでした。毎月変わるので乗るときは毎回楽しみにしています。
ラウンジ/ lounge
ファーストクラスに搭乗する場合、JAL国内線の最上位ラウンジであるダイヤモンド・プレミア ラウンジを利用することができます。ANAの場合はプレミアムクラスに搭乗するだけでは最上位ラウンジに入ることはできません。これはそれぞれ良し悪しがあるので優劣はないかなと思います。
このフライトで羽田空港のダイヤモンド・プレミアラウンジを利用しましたので簡単にご紹介します。
ファーストクラスを利用する際は専用エントランスを利用できます(^^)この中に『チェックインカウンター』と『保安検査場』があります。
ラウンジ入口を入ると立派なモニュメントが・・・!和を感じられてJALに乗ることを実感できる気がします(^^)
ラウンジの中はとても広々としています。雰囲気などはサクララウンジと共通点があり、落ち着きを感じます。
ダイヤモンド・プレミアラウンジとサクララウンジの大きな差は食事です。ダイヤモンド・プレミア ラウンジにはメゾンカイザーのパンやおにぎり、スープなどがあり、お腹をある程度満たすことができます。
ドリンクエリアの写真はありませんが、ビール、ワイン、焼酎、日本酒などのアルコール、ソフトドリンク一通りを飲むことができます。もちろん、すべて『無料』です。(コロナ禍においては自治体からの要請に応じてお酒の提供がない場合があります。)
最後に
航空会社 | 日本航空 (JAL) |
便名 | JL505 |
搭乗区間 | 羽田空港(HND)→新千歳空港(CTS) |
搭乗クラス | ファーストクラス |
機番 | JA04XJ |
予約方法 | JALホームページ |
予約金額 | 忘れました。ファーストクラスは当日アップグレードで8,000円。 |
JAL国内線ファーストクラス【359】の搭乗レビュー、いかがでしたでしょうか。
羽田発着の幹線と伊丹⇔那覇線の一部の便でしか提供されていないので乗るハードルは少し高めのJAL国内線ファーストクラス。乗るハードルは高めですが、ファーストクラスと名乗っているだけあって、サービス内容は最上級。国内線に乗っていることを忘れてしまいます。
値段が+8,000円というのも良いと思います。ANAと比較するとかなりお得です。
ぜひANAプレミアムクラスとも比較してみてください。
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